トピックス
捨てる前に、売ってみた。〜ウチの無人販売が思わぬヒット中〜
2025.06.04
こんにちわは浜口ウレタンの営業担当のYです。
いきなりですが会社では日々「いらないもの」が溜まっていきます。
たとえば、テスト用に制作したウレタンのパーツや端材、水性塗料が入っていた空のポリタンク、なぜか社内のあちこちにある発泡スチロールの箱など…。
物自体は軽いのですが、保管場所がすぐいっぱいになってしまうという、なかなか悩ましい問題がありました。
そんなとき、「いっそ小売してみたらどうか?」というアイデアが浮上。試しに敷地内に無人販売のスタンドを設置してみたのです。
正直、「こんなん欲しい人いるのか…?」と半信半疑。というより、ほとんど「疑」だけだったのですが──
これが意外と売れる。しかも喜ばれる。
ポリタンクは農家さんの水撒き用に、ウレタンの端材はDIYでクッションを作ったり、子どもの工作に、発泡スチロールの箱はBBQの簡易的なクーラーボックスに。
みなさん喜んで買って使っていただけたのはうれしい誤算でした。
販売しているのは、発泡スチロール製の保温箱、空のポリタンク、クッション材(ウレタン)など。いつも全種類そろっているわけではありませんが、時折補充しています。
当初は簡単なラックにただ置いていただけだったのですが、実際に運用してみると、改善好きな我が社の社風が炸裂。
雨の侵入を防ぐ専用ドアが付き、移動できるようタイヤが付き、ついにはドアの開閉ギミックにまで凝り始め…。日を追うごとにスタンド自体がバージョンアップしています。
こうした「いらないものを捨てずに活かす」取り組みは、SDGsの観点でも重要な意味を持っているのではないでしょうか。
大量生産・大量廃棄からの脱却、「つくる責任・つかう責任」を意識したこの小さな無人販売は、私たちなりの持続可能なチャレンジでもあります。と、思いつきで始めたことに自画自賛してます。
浜口ウレタン本社の近くを通りかかった際は、ぜひ駐車場の端にあるスタンドアロン店舗をのぞいてみてください!